511 名前:Classical名無しさん[sage] 投稿日:09/10/19(月) 19:57 ID:RegreDjU
今思ったのですが、「大人」の欠如というのは、
今の社会が抱える問題の大きな要素の一つかもしれません。
父性復権なんて言い出すつもりはないです。
「星一徹」(分かりますかね)のような父親は、
産業構造が変化して大家族制が崩れるに伴い、
父親の失権とともに、いなくなるべくしていなくなった、
という社会学の教科書どおりの説明でまあいいかと思っているので。
515 名前:Classical名無しさん[sage] 投稿日:09/10/19(月) 21:42 ID:RegreDjU
学者の業績をざっと紹介する系の本は読みやすいですが、
言い回しや具体例や比喩が抜け落ちてしまいがちです。
文章って、そこにしか内容を理解できるチャンスはないと私は思います。
以前ちょいと紹介した小川洋子の本に、
テーマが一言で要約できるような話は、そもそも小説にならない
(字
数を尽くす必要がない)、
という趣旨の話があって、それはそうだろうなと思いました。
私だって、「集団の暴走はどこにでも起きうる」なんて一言でケリがつくなら、
毎日こんな2ちゃん漬け生活は送っていないわけで。
比べるのもなんですが、論文や哲学だって、同じことだと思います。
アブストラクトや見出しは必要でしょうけど。
いま、内田樹に煽られて、レヴィナスの4000円もする本をちびちび読んでいます。
ユダヤ教もキリスト教も分からない身なので、全然わからんちんです。
でもいいんです。
517 名前:Classical名無しさん[sage] 投稿日:09/10/19(月) 22:21 ID:RegreDjU
えー、最初にお断りを。
私は、レヴィナス著、内田樹訳『困難な自由』を昨日の夕方に買い、
その第一部の最初の論文「倫理と霊性」を、
ときどき「ほほう」とかもっともらしく頷きつつも、
欠伸を30回ほどしながら読んだような読まなかったような、そんな新米読者です。
ただ、欠伸でちょちょぎれた涙が渇くころには、
私は「これは京レだ、京レの話だ」と、
自分の関心領域に引き付けるかたちで思想書の内容を実に勝手に合点しかけるという、
いかにも新米読者にありがちな態度をみせかけていました。
未消化な知識をひけらかすことほど滑稽なことはないでしょう。
やるぞ。やってやる。
これこそが、「にもかかわらず」だ(違う)。
みなさん、どうか読み飛ばしてやってください(最近こればっか)。
520 名前:Classical名無しさん[sage] 投稿日:09/10/19(月) 23:02 ID:RegreDjU
「倫理と霊性」は1952年に書かれた文章です。
50年以上前、と今から遡って捉えるよりは、
第二次世界大戦終結後、イスラエル建国後、という文脈で捉えた方が適切でしょう。
レヴィナスはユダヤ教に関する考察を行った哲学者ですし、
今から扱う文章は、ユダヤ教の倫理や道徳が直接の話題になっているので、
読みようによってはユダヤ教マンセーみたいな感じに受け取られる可能性もあります。
私は間違ってもユダヤ教を布教しようなどとは考えてないですし、
なんにもしらないので、布教する力量もないですし。
まあこんな但し書きはそもそも不要なのでしょうが。
助走がいるんですよ。
どうしよう。
