トぶ伏見の戦い

この物語は不完全なフィクションであり、実在する人物・団体には多分関係ありません


【お肉壺】QB師匠の窪みを語るスレ【股間が竹の子】 5
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33 名前:いらちなきのこ ◆MBg2xrtxYY [] 投稿日:2009/08/30(日) 22:46:24 ID:KReaXR0v


「ったく、ろくでもないやっちゃなあ。」
「ほんま、ろくでもないっすよね。」
「………」
ぼやく竹多悟と田井中保雄、そして少し後を無言で歩く久呆彰浩。
「でも、よく警察沙汰にならなかったすね。」
「ずるずるべったんやからな。」
大学と付近の公的機関の馴れ合いを言ってるのだろう。
「でも、昇犬は逮捕されたらよかってん。」
「そうすね。」
後日、揃って逮捕されるとは夢にも思っていない。
先日の昇犬の抜け駆けによるマリファナパーティーが公にならなかったのは尾畑と植田のお陰でもある。
二人が昇犬の異変に気付き機転を利かせて自分達の部屋に運んでから救急車を呼ばなかったら、マリファナパーティーが公になっていただろう。
その見返りに二人は自分達も仲間に入れろと言ってきた。
勿論、嫌とは言えない。
しかし、である。それは俺がいい思いをしてからや。悟はそう思っている。
彰浩はうんざりしていた。女は飛田で十分だとさえ思っていた。
しかし、悟達は昇犬を責めるとき必ず、
「久呆ちゃんの為…」
と言う。最初はそうだったかもしれない。
しかし、今は自分達も乱交パーティーをしたいだけなのだ。
「竹さん、俺もう…」
「大丈夫や久呆ちゃん。Hはでかさちゃうで。テクニックや。まかしときいや。」
みなまで言わせずに悟が答える。
「竹さんは百戦錬磨すからね。黒光りしてますからね。」
保雄が相槌をうつ。
悟のイチモツは黒い。
確かに使い込んだような昇犬とはまた違った迫力がある。
だが、それだけである。
黒光りしているのはメラニン色素が濃いだけのこと。別に使い込んでる訳ではない。
それにたまに飛田で15分で終わる買春しか経験のない悟にテクニックなどある筈もない。
しかし、周囲は巨根の昇犬、テクニシャンの悟の二大巨頭として一目を置いている。
さて、どうしたものか。
とりあえず、昇犬に負ける訳にはいかんてことやな。悟は拳を握りしめた。
1対3か。昇犬は頭を抱えていた。
昇犬が警察のお世話にならなかったのは、彼が競歩の有力選手で大学の手回しによるものである。
勿論、大学から大目玉を喰らったがいかなる処分も受けていない。
大甘ではあるが、この大学で世間並みの処分をしていたら殆どの学生どころか教職員まで処分を受けてしまう。ここはそういう大学なのだ。
昇犬が頭も抱えているのも大学から大目玉を喰らったからではない。
抜け駆けしたことがばれて自分の立場が悪くなったからである。
昇犬が預かっていたマリファナとボングは取り上げられ悟と保雄がそれぞれを管理し抜け駆け出来ないようにしている。
再びマリファナパーティーを開く為に女の子を集める役を押し付けられた。
悟達は勘違いしているが昇犬もこれからというところで倒れている。
しかし、せっかく捕まえた男根様の奴隷を悟達に譲る訳にはいかない。
1対3といっても保雄は金魚の糞だし、彰浩が竹の子の里どころか丸っきり役に立たないことは分かっている。問題は悟である。経験豊富な悟さえ封じ込めば昇犬の男根様でひかり達、男根様の奴隷を繋ぎ止めることが出来る筈である。
竹さん、あんたの思い通りにはさせませんよ。
男根様を太腿に打ち付け気合いを入れた。

古村真希は草津ひかりから昇犬から再びマリファナパーティーの誘いがあったと聞いたときときめいた。
男根様が呼んでいる。
男根様、貴方に正義はありますよね。

伏見では昔歴史を変える戦いがあった。
そして、百数十年の時を経て再び戦いの火ぶたが切られた。

悟は当然、自分が百戦錬磨のテクニシャンなどとは思っていない。
しかし、今更、素人童貞などとは言えない。
そこで用意したのが大人の玩具である。
「バイブっすか。」
ちょっと落胆した保雄。
「バイブだけちゃうで、ローターに電マ、バイブも何種類か用意したし、そ、それに俺は無くてもええけど保雄と久呆ちゃんはどうすんねん。」
あくまで保雄達の為と見栄を張る悟。
「そや、久呆ちゃんはこれ使いな。」
悟が彰浩に手渡したのは
イチモツの形をした張型である。
悟と保雄に言われて、渋々、彰浩はトランクスを脱いで張型を装着する。
竹の子の里の上から張型を被せてベルトで固定する。玉の代わりにローターが付いている。
「久呆ちゃん、巨根やんか。」
「よっ、マグナム彰浩。」平均サイズよりやや大きい程度の張型も彰浩の股間ではえらく立派にみえる。彰浩も満更でもなさそうだ。
「やりましょう竹さん。昇犬の奴、いわしてやりましょう。」
頷きながら悟は、張型を女性用にしておいて良かったと思った。男性用では明らかに大き過ぎるので原材料節約の為か、根元の数センチが空洞になっていた女性用を選んだのだが彰浩にはちょうどよかったみたいだ。
それからアダルトDVDを数本見て大人の玩具の使い方の研究した後、彰浩と保雄が口を揃えて、
「これで完璧っすね。」
悟は手にしたバイブを軽く振りながら、
「まだや、これは矛や。盾も用意せんとな。」
悟が二人に何事か囁いた。三人の顔に意地の悪い笑みが浮かぶ。
昇犬、奇跡のイチモツもこの盾は貫けへんやろ。

昇犬は焦っていた。奇跡のイチモツなどと言われても中折れする不甲斐ないイチモツだということだということは昇犬自身が一番よく分かっている。しかし、今更、奇跡のイチモツが実は競歩で亀頭が不感症になった中折れする駄目チンなどと口が裂けても言えない。
バイアグラが使えればいいのだが、この前の二の舞になりかねない。
マリファナで亀頭の感覚が蘇るがあまり当てには出来ない。どうする?脳裡にひかり達が昇犬の腰に纏わり付く光景が蘇る。それが悟のテクニックに翻弄されるひかり達に切り変わる。嫌だ。昇犬はひかり達に特に好意を抱いている訳ではない。
ただ、女体に執着しているだけ、磯ケ谷昇犬の本質である。そうだ、悟達も中折れにしてやればいい。悟がいかに百戦錬磨であってもイチモツが萎えれば焦るだろう。
しかし昇犬にとってはよくあること、慣れっこになっている。そこから活路を見出だすしかない。それに悟達を萎えさせるブツにも心当たりがある。恐らく、十字架かニンニク並に効果てきめんだろう。
竹さん、このニンニクは強烈ですよ。

セックスは普通は人前でするものではない。ましてや勝った負けたと優劣を競うものではないのだがこの大学で違うようである。
こうして二頭の張り子の虎が雌雄を決する日を迎えた。


暗い部屋に集まりボングの吸飲口から煙を吸う八人
。竹多悟、磯ケ谷昇犬、久呆彰浩、田井中保雄と小柘植香織、三方田佳恵、草津ひかり、古村真希である。
4対4なんだから仲良くやればいいのに昇犬対悟達三人は互いに相手の出方を伺っている。
今回、國定洋平を呼ばなかったのは、昇犬が洋平が鏡に写る自分を見て自慰に耽っていて部屋を洋平の撒き散らした精液で汚されたと言い張ったからである。
悟と保雄は、
「そんな奴、おらんやろ。」と口を揃えたが、ガチホモの洋平を呼ぶこともないだろうし、いつもは何だかんだ言っても最後は洋平を庇う彰浩も呼ぶことに反対したので結局は呼ばなかったのである。

先手を取ったのは昇犬だった。
ひかり達がキマり始めたの見逃すことなく全裸になり、
「男根様のお出ましじゃあ~」
と言い男根様を太腿に打ち付け始めた。
「男根様~」
ひかり達が嬌声を上げる。やはり、一度は快楽を共にした強みである。
悟達三人も負けずに全裸になった。
彰浩はすでに張型を装着済みである。
保雄が悟の股間を指差し、「大黒様じゃあ~」
と叫ぶが反応は今いちである。昇犬の男根様はすでにそそり立ち、ひかり達は口々に、「男根様。」と言い男根様を撫で回している。ヤバイ。流れを変えないと。
悟は二人に目配せした。

昇犬はこの前と同じ展開に満足していた。
そろそろチンコビンタをお見舞いしてやるかと思ったそのとき、
「あっ、あん。」
香織の艶かしい喘ぎ声、続いて佳恵、ひかりの
「やっ、何」「あ~ん」
悩ましい喘ぎ声、
「おぅ。」
真希の低い唸り声。
何だ、どうした。
四人の女の背後にいる悟達を見て昇犬はギョッとした。
竹さん、何の真似や。

悟達三人は両手にローターと電気マッサージ機を持ち、鉢巻きをした頭にバイブを二本突き立てている。八つ墓村!?珍妙な格好とは裏腹に四人の女達は悟達の予想を上回る反応を見せている。
どうや昇犬、お前の好きにさせへん。
悟は佳恵の股間に電マを押し当てた。

佳恵にとって未知の快感だった。服の上から胸に当てられたローターが心地良い。股間に電マを当てられた。子宮が揺れる、駄目壊れる。思いと裏腹に太腿は電マを挟みこむ。


形勢は悟達に傾いていた。昇犬がひかりの顔に男根様を近付ける。
「あ~、男根様~」
よほど気分が高まっているのか、自らそれを口に含む。
しかし、ひかりの身体にローターを這わせていた保雄に加え、悟もバイブをひかりに使い出すと自らの快感を貪ることに夢中になる。
ヤバイ、前とは勝手が違う。香織も佳恵も真希もそうだ。
何とかしないと。

悟は勝利を確信していた。女達は昇犬に見向きもしなくなっている。
悟達が脱がそうとすると自ら脱いでいった。
この大学には珍しく悟はここ伏見であった戦いを知っている。
確か、幕府方の会津と新撰組が白刃を奮って切り込んだけど薩長の火力に阻止されたんやったな。土方歳三も刀振り回して戦う時代やない言うて髷落としたんやったけ。
昇犬、お前がチンコ振り回す時代は今日で終わりや。
伏見での戦いが刀で戦う時代の終わりを印象付けたのは確かだが、西南戦争で平民出身の鎮台兵が薩摩士族を粉砕するまで夜襲など特定の状況では白刃による攻撃は猛威を奮った。そして、昇犬も逆襲に出た。

昇犬はひかりの両足を開き男根様の挿入を試みた。男根様を活かすにはそれしかない。
苦し紛れの反撃である。「待てや、昇犬。」
そう言った悟を殺気を帯びた目で睨む昇犬。
「久呆ちゃんが先やろ。」
正論を言われれば引き下がらざるを得ない、だがしかし…。
昇犬は真希にチンコビンタを食らわし、
「お前が久呆さ…いや竹の子様にご奉仕するがよい。」
カルト宗教の教祖のように言い渡した。
昇犬め、そうきたか。でも、こっちにとっても悪くない。
昇犬の意図を見抜いた悟は、「久呆ちゃん、まず久呆ちゃんから。」
と真希の前に引っ張て来た。

彰浩は夢心地だった。
悟に裏切られ貧乏クジを引かされてるのにも気付かない。
根が小心故かおだてられると調子に乗る。
今も真希の頬を、
「竹の子様ぞえ~」
とシリコン製の張型に打ち付けている。

真希は茫然としている。しかし、身体の疼きが押さえられない。黒く引き締まった身体が低い唸り声をあげ彰浩に飛び掛かった。


昇犬め、あのイチモツを挿れらたらヤバイ。
やっぱり盾が必要やな。

1対2にしたけど、このままではじり貧かな、やっぱりニンニク使おうか。

「昇犬。」
「竹さん、保雄。」
三人はそれぞれ写真を相手に突き出す。
「おわっ。」
「うげっ。」
三人の写真には澤井千恥が微笑んでいた。

三人のイチモツは急速に萎えていった。
ついさっきまで高ぶっていた気持ちも萎えてゆく。それとは対称的に三人の女は悟達から玩具を取り上げ自ら快感を貪ることに夢中になっている。
「昇犬、さざんか館いこか。」
「そうすね。でも、久呆さん…」
「たまにはええ思いさしたろ。」
さっき、揃って貧乏クジを引かしたことはすっかり忘れている。

全然気持ち良くない、それに重い。
彰浩の上では真希が一心不乱に腰を使っている。黒い身体と濃い顔から低い声で喘いでいる。
ぴちゃぴちゃと淫靡な音を立てているが彰浩は醒めている。当然である。シリコン製の張型をいくら擦っても彰浩が気持ち良くなる筈がない。
しかし、彰浩は挿入する瞬間まで忘れていた。
見違えるように立派になったイチモツが誇らしかった。つまり、受かれ過ぎていたのである。
悟達が部屋を出て行く。
彰浩も一緒に行きたかったのだが無理なことも分かっている。
自分の上で低い唸り声を上げている黒い生き物がどいてくれる訳がなさそうなのだから。

ちょうどその頃澤井千恥も自慰に耽っていた。
磯ケ谷昇犬と竹多悟、田井中保雄が自分の写真を撮りに来た。あいつら、あたしに気がある、間違いない。旦那としてはあれだけどキープ君なら構わない。
千恥はエンドルフィンとドーパミンを全開にして彰浩を含めた四人に奉仕させる妄想に耽っている。